保こ幼 第2回2年経験教職員研修会を開催しました

 10月20日、第2回2年経験教職員研修会を実施しました。これまでの実践を通して学んできた基礎的な力を基に子ども理解に基づく保育実践をし、自ら学ぼうとする意欲をもち、スキルアップを図ることをねらいとした研修です。
 前半は「幼児の主体的な活動を促し支えるための環境構成の在り方について」と題して、香川県教育委員会義務教育課 河江奈緒美主任指導主事による講話を実施しました。保育所・幼稚園・幼保連携型こども園の各指針・解説を実際に開き、「環境の構成」について述べられていることを再確認したり、事例から「環境の再構成の実際」について考えたりしました。日々、実践を積み重ねながら解説等を開き保育を振り返ることが、保育者としての資質を高めていくうえで大切であるとを共通理解しました。また、「幼児が心を寄せる環境の構成」「幼児教育じほう」等の専門書を紹介していただき、受講者は読んでみたいという気持ちを高めていました。
 後半は講話の中で学んだ幼児の主体性を念頭に置きながら、各自が作成した環境の写真を基に、「主体性を育むポイント」や「環境の再構成」についてグループ協議を行いました。
 受講者からは、「柔軟な保育者の関わりや子どもの姿を捉え環境を構成していくことが大切だと感じた。」「今後、解説や専門書を読み実際の保育と照らし合わせながら振り返り、考える機会にしていきたい。」「担当年齢が同じ先生と話し合うことで意見が出しやすく、明日からも頑張ろうと思える時間になった。」等の感想が寄せられました。
 研修での学びを生かし各施設で実践を積み重ね、保育者として資質を向上していこうという意欲が高まった研修となりました。

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